日本コンタクトレンズ学会誌について
日本コンタクトレンズ学会誌 投稿規程
(2022年12月1日改訂)
1)論文の投稿と採否
コンタクトレンズ,屈折,眼内レンズ,屈折矯正手術などの研究で,他誌に発表されていない,投稿中でない論文の投稿を受け付けます。投稿論文(補遺含む)は日本コンタクトレンズ学会誌査読委員の査読を受けた後,編集部が採否を決定いたします。なお,査読者の意見により原稿に加筆,修正,削除などをお願いすることがありますので,予めご了承ください。
2)倫理規程について
研究が倫理面に十分配慮され行われたことを示すために,以下を遵守ください。
・人を対象とした研究は,世界医師会のヘルシンキ宣言に則り行われなければなりません。ヘルシンキ宣言(世界医師会)の理念を踏まえ,本人の自由意思による同意(Informed Consent)を得てください。ヘルシンキ宣言に則り行われた研究である ことを「対象と方法」の項目に記載してください。当該研究について,Institutional Review Board(IRB)または倫理委員会による適切な審査を受け承認を得て行ったこと,あるいは,IRBまたは倫理委員会がその承認は不要であると判定したことを,「対象と方法」の項目に記載してください。
・少数例の報告をまとめた研究性のない症例報告は, IRBまたは倫理委員会の審査が不要と考えられますが,有効性・安全性の評価を行ったり研究性のあるものは審査が必要です。
・実験対象が動物の場合には愛護精神の観点から十分な配慮をしてください。必要な場合は所属施設の承認を得てください。
・なお,素材,物性などに関する研究で人を対象としない場合はIRB または倫理委員会の承認を必要としません。
3)表記および注意点
- 1)常用漢字,現代仮名遣いに従い「である体」にしてください。
- 2)外国語名は原語のまま用い,日本語化している外来語はカタカナを用いてください。
- 3)数字は算用数字,度量衡単位はSI単位を用いてください。
- 4)薬品名,機器名は一般名を使用し,商品名は初出箇所に一般名の後に続けて( )内にその商品名や型式,製造会社名,製造都市名を順に記してください。
- 5)コンタクトレンズの一般名は素材名であってレンズのデザインが反映されていないため,必ず初出箇所に(一般名,商品名,製造会社名,製造都市名(海外の場合は国名も))を記してください。読者の理解のためにも初出以降もできるだけ商品名で記してください。日本で行った試験であれば 商品名は原則として日本で販売されている商品名を,海外で販売されている製品を使用した場合はその国で販売されている商品名,国名を必ず記載してください。
4)書式
書式はすべての原稿に適用します。
- 1)原則としてデジタル媒体(本文はMS-Wordまたは同等のファイル,図表はJPEG,PowerPoint,MS-Excel(または同等のファイル)を使用してください。原稿は英文にても受け付けます。
- 2)雑誌や単行本に発表された資料を転載あるいは一部改変する場合には,著作権所有者の使用許可書の電子ファイルを添付してください。また自著からの引用や転載についても,共同著作物であったり,著作物を譲渡した著作物である場合は許諾を必要とする場合が多いので事前に確認してください。
用紙サイズと書式:
すべてA4判を用いてください。1行の文字数40字,1ページの行数30行,ダブルスペースで用紙の上下左右に25mm 以上の余白をあけてください。図表および写真は,各1点を400字相当とします。
ページ番号および行番号:
以下の順序で①タイトルページを第1ページとし,順次ページ番号(⑥図の説明まで)を原稿の余白に付けてください。また、原稿の余白に②和文要旨以降,連番で行番号を付けてください。②和文要旨以降,連番で行番号を付けてください。
- ①タイトルページ
下記の項目について記載してください。
●題名、著者名、所属名、著者連絡先(郵便番号、住所、所属名、氏名、Eメールアドレス、電話番号)
●英文(題名、著者名、所属名、著者連絡先)
●論文の種別:依頼原稿(総説、特別講演、講習会、シンポジウム、その他)、一般原稿(基礎と境界領域、臨床応用)
●和・英文共キーワード(5つ以内)、
- ②和文要旨(400字以内)
- ③英文要旨(150-250語)
- ④本文
原著論文(実験研究,臨床研究)の場合:
Ⅰ「緒言」または「はじめに」,Ⅱ「対象と方法」または「材料と方法」,Ⅲ「結果」,Ⅳ「考按」の4項目
原著論文(症例報告)の場合:
Ⅰ「緒言」または「はじめに」,II「症例」,III「考按」の3項目に区分し,各項目内の細区分には,1.,1)を用いてください。
総説はこの限りではありません。
- ⑤文献
- 1)文献は本文中に引用されたもののみを挙げて文中の引用箇所には肩番号を付してください。
- 2)雑誌名は, 日本語雑誌の場合は各雑誌で決められた略称を,外国語雑誌の場合はMEDLINEに示された略称をそれぞれ用いてください。
- 3)著者の数は筆頭から3名までとし,それ以降は「,他」「, et al」としてください。書籍の場合の編者は1名のみとし,それ以降は「,他」「, et al」としてください。
- 4)受理後掲載号未定の論文は,「(印刷中),(in press)」と明記のうえ引用可能です。
- 5)記載項目ならびに順序
◆雑誌文献
「著者名.題名.誌名 発行年; 巻: 頁(始頁 - 終頁).」
オンラインジャーナルでは「著者名.題名.誌名 発行年; 巻: 論文番号. DOI番号(https://doi.org/ ~)」
印刷前の電子出版では「著者名.題名.誌名 発行年. DOI番号(https://doi.org/ ~)」
- 例)濱野 光,濱野 保,濱野 孝,他.新旧ソフトコンタクトレンズの装用時表面形状の比較.日コレ誌 1992; 34: 53-57.
- 例)Chalmers RL, Keay L, Hickson-Curran SB, et al. Cutoff score and responsiveness of the 8-item Contact Lens Dry Eye Questionnaire (CLDEQ-8) in a large daily disposable contact lens registry. Cont Lens Anterior Eye 2016; 39: 342-352.
- 例)Itoi M, Kitazawa K, Yokota I, et al. Anterior and posterior
ratio of corneal surface areas: A novel index for detecting early stage keratoconus. PLoS One 2020; 15: e0231074.
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0231074
◆書籍
「著者名.書名.出版社名,発行地名,頁( 始頁- 終頁),発行年.」編者のある場合,「著者名.題名.編者名:書名.発行地名,出版社名,発行年, 頁(始頁- 終頁)」日本語の場合は編者名の後に(編):を,外国語の場合には編者名の前にIn: を,編者名の後に(Ed またはEds): 書いてください。
- 例)東原尚代.コンタクトレンズ処方:球面ハード.島﨑潤,他(編):どう診てどう治す?円錐角膜.東京都,メジカルビュー社,2017, 70-75.
- 例)Morgan P. Soft Lens Care Systems. In: Efron N(Ed): Contact lens practice. London, Elsevier, 2018, 103-112.
◆ウェブサイトからの引用
「執筆者名(編者名):サイト名.URL(最終閲覧日)」
例) 日本眼科医会:コンタクトレンズ啓発動画について.
https://www.gankaikai.or.jp/info/post_119.html.(2021年4月21日閲覧)
- ⑥図の説明
図の内容が容易に理解できるように簡潔明確に書いてください。図の中のシンボル,矢印,略語などについて説明してください。本文中に重複して記載しないように注意してください。組織写真にバーを入れた場合はその単位を記載してください。
5) 図および表
図
- 1)個人情報保護の観点から患者の写真を用いる場合は個人が特定できないようにトリミングまたはマスキングを工夫してください。患者を特定できるような写真が必須の場合は,原則として患者本人の承諾書を貰い受け保管しておくように してください(写しを提出していただくことがあります)。
- 2)組織写真には必ずバーを入れてください。
- 3)カラー写真は希望により掲載します。但し印刷の実費をいただく場合もあります。
表
表の表題(タイトル)を表の頭部に書いてください。記号や 略語,統計分析結果などの説明は,表の下部に脚注の形で記載してください。
6) 利益相反
「日本眼科学会における公表の基準細則」に基づき,利益相反関係を掲載論文の末尾に記載し公表します。投稿にあたっては、利益相反に関わる報告書(学会ホームページからダウンロード)に著者全員の報告を記載して原稿に添付してください。
7) 著者校正
原則として1回行いますが,大幅な改変のために内容が変化した場合には再査読を必要とすることがあります。
8) 著作権
掲載論文のすべての著作権は,日本コンタクトレンズ学会誌編集部に属します。投稿にあたっては,著作権譲渡同意書(学会誌ホームページからダウンロード)に著者全員の自筆 サインをして,原稿に添付してください。
9)論文掲載料
筆頭著者が日本コンタクトレンズ学会会員の場合には,原則として無料です。筆頭著者が会員でない場合は,1頁につき15,000円(消費税を含まず)となります。
10)別刷
30部を無料贈呈します。それ以上を希望される方は50部単位でお申し込みください。実費(送料を含む)を申し受けます。
11)原稿送り先
原稿の電子ファイルを添付しEメールで提出してください。
やむを得ず,Eメールでの送付が困難な場合のみ,プリントアウト1部と原稿の電子ファイルを保存したCD-ROM など
の記録媒体を下記に「書留便」で郵送してください。なお,原則として原稿の返却はいたしません。
日本コンタクトレンズ学会誌 編集部
Email:jjcls2021@gmail.com
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘3-6 山本ビル302号室
日本コンタクトレンズ学会誌 編集部
TEL:072-623-7878
*日本コンタクトレンズ学会会員には,本誌の各号(年4冊)を配布します。
学会の入会希望,会員の変更,退会のご連絡は,下記へご連絡お願いします。
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘3-6 山本ビル302号室
日本コンタクトレンズ学会事務局
TEL 072-623-7878 FAX 072-623-6060
E-mail:jcls@triton.ocn.ne.jp
*会員以外で学会誌の購読を希望される方は,事務局までご連絡ください。
年間購読料を前納した方に,当学会誌の各号を郵送します。
年間購読料(一年分):国内 10,000円,国外 12,000円
日本コンタクトレンズ学会誌 年間購読申込書
日本コンタクトレンズ学会誌 投稿用紙・届出用紙
日本コンタクトレンズ学会誌 著作権譲渡同意書
日本コンタクトレンズ学会誌 利益相反にかかわる報告書
日本コンタクトレンズ学会 購読内容変更届
日本コンタクトレンズ学会誌登録 年間購読申込書