2. ケアの基礎知識

(4)多様化するケア用品

ユーザーの混乱

コンタクトレンズの素材の進歩とともにケア方法もさまざまに変化し、毎年数多くのケア用品が開発され、市販されています。近年では、そのような多種多様のケア用品の存在が装用者に混乱を招き、ケア用品の選択や使用方法を誤ることによるトラブルも増えています。

≪正しいケア用品を選ぶには≫

  1. 「安い」、「簡単」だけでケア用品を選ばない。眼科医にコンタクトレンズの処方を受けた際にレンズケアの指導も必ず受ける。
    最近では安さや簡便さを特徴としたケア用品が多く販売され、薬局や薬店・コンビニで簡単に買うことができ、装用者はレンズケアがより簡単なものを選ぶ傾向にありますが、汚れを的確に落とせなければレンズケアの意味がありません。安易に「安い」「簡単」という理由で選択するとコンタクトレンズトラブルを起こす原因になります。眼科医からコンタクトレンズの処方を受けた際には、具体的なケア用品の指導を受け、眼科医の指示通りにレンズケアを行ってください。
  2. ケア用品の変更は眼科医に相談すること
    ケア用品は一見同じようにも見えますが、コンタクトレンズの特性や汚れの程度により、選択するべきケア用品は異なります。また、各レンズケアにはそれぞれ長所と短所があるので正しい知識が必要です。使っているケア用品が合わない、また他のレンズケア方法に変えたい場合などは、勝手に判断せずに必ず眼科医に相談するようにしてください。
―メーカー指定のレンズケアをしていて生じた汚れ―

コンタクトレンズの汚れの度合いは人それぞれ違うため、同じ方法で洗浄しても洗浄効果も違ってきます。
汚れが強い場合など、メーカー指定のケアを行っても完全に汚れが落ちないことがあります。

ハードコンタクトレンズ
つけおき洗浄

ソフトコンタクトレンズ煮沸消毒
と、つけおき洗浄の併用