毎日のレンズケアでは落ちない汚れに対して行うスペシャルケアで、1週間または1ヶ月に1度、定期的に、あるいは、汚れが強く落ちないときに行います。強力タンパク除去の方法には酵素で汚れを分解するタイプと塩素系洗浄剤で汚れを落とすタイプがあります。
目の分泌物の主成分であるタンパク質の汚れは、酸化したり、固着したりする性質があり、毎日ケアをしていても徐々にコンタクトレンズに蓄積します。レンズにタンパク質が固着すると、目がゴロゴロしたり異物感が生じるのみでなく、角膜にキズをつけたり、アレルギーを引き起こすこともあります。タンパク質の汚れは蓄積すると落ちにくくなってしまうので定期的に強力タンパク除去を行ってください。
専用ケース、あるいは、レンズケースに保存液、あるいは、マルチパーパスソリューションを満たし、洗浄、すすぎをしたコンタクトレンズを入れて、タンパク分解酵素を主成分とした錠剤あるいは顆粒を溶かし、数時間つけておくことでレンズ汚れを除去します。
専用ケース、あるいは、レンズケースに洗浄、すすぎをしたコンタクトレンズを入れ、次亜塩素酸ナトリウム溶液につけておくことでレンズ汚れを除去します。